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(総務部(危機管理課) 経済部(耕地林務課) 建設部(土木課))

風水害時は、河川の増水等のため、水防活動を行う事態が予想される。このため、市は、佐久 市水防計画に基づき、消防団等を出動させ、必要に応じて近隣市町村等の協力・応援を得て警戒 活動を強化し、水防対策を実施し、被害の軽減を図る。

具体的な計画については、「佐久市水防計画」による。

< 3.応急 > 第 10 節 要配慮者に対する応急活動

第 10 節 要配慮者に対する応急活動

(市民健康部(市民課) 福祉部(全課) 経済部(観光交流推進課) 学校教育部(学校教育課・教育施設課))

災害が発生した際、高齢者や乳幼児、障がい者及び外国籍住民、観光客等の「要配慮者」は、

自力での避難等が困難であり、被災する可能性が高いことから、地域ぐるみの支援が必要である。

このため、要配慮者に対し、避難誘導や情報の提供等必要な支援を適切に行う。

1 要配慮者の保護

災害発生時には、平常時から福祉サービスの提供を受けている者に加え、災害を契機に新た に要配慮者となる者が発生することから、これら要配慮者に対し、的確なサービスの提供等を 行っていくことが重要である。このため、市は次の点に留意しながら要配慮者対策を実施する。

(1) 情報収集

被災地及び避難所における要配慮者についての情報収集を区、自主防災組織及びボランテ ィア等の協力を得て実施する。

(2) 要配慮者の保護

ア 要配慮者を発見した場合には、当該要配慮者の同意を得て、必要に応じ次の措置をとる。

(ア) 地域住民等と協力して避難所へ移送すること。

(イ) 社会福祉施設等への緊急入所を行うこと。

(ウ) 居宅における生活が可能な場合にあっては、在宅福祉ニーズの把握を行うこと。

イ 要配慮者に対するホームヘルパー、手話通訳者の派遣、補装具の提供等の福祉サービス の提供を組織的・継続的に開始できるようにするため、すべての避難所を対象として要配 慮者の把握調査を実施する。

(3) 福祉避難所への収容

特に配慮が必要な要配慮者については、市が定める福祉避難所へ収容するように努める。

(4) 保護対象者 ア 障がい者

(ア) 身体障がい者 4級以上

(イ) 知的障がい者 中度以上(おおむねIQ50 以下)

(ウ) 精神障がい者 2級以上

(エ) 障がい児 児童福祉法第4条第2項に規定する障がい児 イ 高齢者

(ア) 要介護認定3~5の認定を受けている者 (イ) 認知症高齢者の日常生活自立度Ⅱa 以上の者 (ウ) 75 歳以上の一人暮らしの者

ウ 病弱者

(ア) 常時寝たきりの状態にある者

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(イ) 特定の看護を要するなどで、一人で避難できない者 エ 児童

(ア) 孤児 (イ) 遺児

2 社会福祉施設等に係る対策 (1) 入所者・利用者の安全確保

施設機能を低下させない範囲内で援護の必要性の高い被災者を優先的に隣接する地域の社 会福祉施設に措置する。

(2) 支援活動

ア ライフラインの復旧について、優先的な対応が行われるように事業者へ要請する。

イ ライフラインの復旧までの間、水、食料等の確保のための措置を講ずる。

ウ ボランティアへの情報提供などを含めた協力体制を確保する。

3 高齢者及び障がい者に係る対策

市は、避難所や在宅の一般の要配慮者対策に加え、次の点に留意しながら高齢者及び障がい 者に係る対策を実施する。

(1) 被災した高齢者及び障がい者の迅速な把握を行う。

(2) 掲示板、広報紙、防災行政無線等を活用し、被災した高齢者及び障がい者に対して、生活 必需品や利用可能な施設及びサービスに関する情報等の提供を行う。

(3) 避難所等において、被災した高齢者及び障がい者の生活に必要な車いす、障がい者用携帯 便器、おむつ等の物資やガイドヘルパー、手話通訳者等のニーズを把握する相談体制を設け るとともに、それらの物資の調達及び人材の派遣を迅速に行う。

(4) 避難所や在宅の高齢者及び障がい者に対しニーズ調査を行い、ホームヘルパーの派遣や施 設への緊急入所等必要な措置を講ずる。

4 児童に係る対策

市は、次の方法等により、被災による孤児、遺児等の要保護児童の発見、把握及び援護を行う。

(1) 避難所の責任者等を通じ、避難所における児童福祉施設からの避難児童、保護者の疾患等 により発生する要保護児童の実態を把握する。

(2) 住民基本台帳による犠牲者の確認、災害による死亡者に係る義援金の受給者名簿及び住民 からの通報等を活用し、孤児、遺児を速やかに発見するとともに、その実態把握を行う。

(3) 避難児童及び孤児、遺児等の要保護児童の実態を把握し、その情報を親族等に提供する。

5 観光客対策

市は、ホテル・旅館等の観光施設管理者等と連携して、市内に滞在中の観光客の把握及び安 全確保に努めるとともに、安否確認等の問い合わせに的確に対応する。

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6 外国籍住民対策

迅速に外国籍住民の安否確認に努めるとともに、外国籍住民が孤立しないよう、各種情報の 収集・提供ができる体制の整備等に努める。

(1) 広報車や広報紙等による外国語広報を行い、外国籍住民の安全かつ迅速な避難誘導に努める。

(2) 外国籍住民の迅速な安否確認に努める。

(3) 外国語による相談窓口等を開設し、災害に関する外国籍住民のニーズの把握に努める。

7 避難場所での生活環境整備

通常の避難所では生活が困難な要配慮者は福祉避難所への収容を優先するが、通常の避難所 へ収容する場合には、必要に応じて間仕切りをした福祉避難室を設置する。

また、要配慮者の態様に応じ、次の支援を行う。

(1) 避難施設・設備の整備

段差解消やスロープ・身体障害者用トイレの設置等を必要に応じて行う。

(2) 避難所における物資の確保及び提供

車椅子等の補装具、医薬品、介護用品、介護機器、ポータブルトイレを始めとする日常生 活用品等について迅速に確保し、必要性の高い要配慮者から優先的に支給・貸与等を行う。

(3) 避難所における相談体制の整備及び必要な人員の確保・提供

福祉避難所(室)及び要配慮者が生活する避難所には、保健師や介護支援専門員等を配置 した相談窓口を設置のうえ、要配慮者のニーズや生活状況を適切に把握し、医師、看護師、

保健師、介護職員、心理カウンセラー、手話・外国語通訳者等の派遣を必要に応じて迅速に 行う。

(4) 情報提供体制の確立

避難所等で避難生活を送る要配慮者に対して、被災状況や生活に必要な各種情報を提供す るため、文字放送テレビ、インターネットの端末、ファクシミリ、ホワイトボード等を状況 に応じて設置するとともに、手話・外国語通訳者等を配置する。

8 在宅者対策

災害発生後、避難所に避難しないで自宅等で過ごす要配慮者に対し、民生委員、地域住民、

自主防災会等の協力により、要配慮者の態様に応じ、在宅訪問により次の支援を行う。

(1) 在宅者の訪問の実施

市は在宅の要配慮者に対し、民生委員、地域住民、自主防災会等の協力のもと定期的に訪 問する体制を確立する。

(2) 物資の確保及び提供

必要に応じて日常生活に必要となる物資等を提供する。

(3) 相談体制の整備

在宅の要配慮者のニーズや生活状況を適切に把握し、要配慮者の態様に応じた助言と支援 を行う。

(4) 情報提供体制の確立

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災害状況や生活に必要な各種情報を要配慮者の態様に応じた手段により提供する。

(5) 応急仮設住宅等の確保

要配慮者向けの応急仮設住宅を、県と連携して必要数設置するとともに、必要性の高い要 配慮者から優先的に入居を進める。

9 関係機関等が実施する対策

(1) 医療機関・社会福祉施設等における受入れの推進

福祉避難所(室)や要配慮者が生活する避難所への介護職員等の派遣や介護機器の貸与及 び医療機関・社会福祉施設等への緊急受け入れ等について、市から要請があった場合、当該 医療機関・社会福祉施設等の利用者の生活に支障が生じない範囲で、積極的に協力する。

(2) 医療機関・社会福祉施設等の復旧

医療機関や社会福祉施設等要配慮者が利用する施設については、ライフライン等の施設機 能を早期に回復させる。

10 広域相互応援体制等の確立

広域にわたる大規模災害が発生した場合や医療機関・社会福祉施設等が被災し、避難所や他 の施設へ一次的・応急的に避難が必要な場合などにおいては、要配慮者の移送、収容等が集中 的に必要になることが考えられる。

このような場合、市の区域を超えた広域的な応援体制により、関係機関が連携して、迅速か つ適切な避難収容活動を行う。

11 応援要請

市は、要配慮者の救助・避難支援、避難所生活等に関し、市の区域を超えて応援が必要とな った場合は、必要となる人員、資機材及び避難場所等を確認のうえ、県、他市町村及び関係機 関に応援要請を行うとともに、他市町村等から応援要請があった場合、可能な限り協力するよ う努める。

12 関係機関の対応

医療機関・社会福祉施設等及び関係機関は、市から要配慮者の救助・避難支援、避難所生活 等に関する人員、資機材及び避難場所等の要請があった場合、当該医療機関・社会福祉施設等 の利用者の生活に支障が生じない範囲で、積極的に協力するよう努める。

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